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source : Parstoday
月曜日

30日 1月 2023年

16:57:44
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イラン外相、「核合意めぐり相手側から複数のメッセージ受領」

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、カタールのムハンマド外相と行った共同記者会見で、「核合意当事者である相手側から、ムハンマド外相を通じて複数のメッセージを受け取った」と述べました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、29日日曜に行ったこの共同記者会見で、「カタールは、すべての核合意当事者をその責務に復帰させようと努めており、本日、彼らからのメッセージを受け取った」と述べました。

続けて、「イランは常に、地域対話を歓迎している。また、協議および責任受容を、地域諸国それぞれの間で強力かつ恒久的な協力関係を築くために必要な手順や前提と考えている」と説明しました。

また、「カタール外相との会談では、最近イランで起きた暴動での米国および欧州3カ国の非建設的関与と干渉的行動が指摘された。しかし、カタールの努力および(イランと他の核合意当事者の間の)メッセージ仲介は、制裁解除を目指す協議での問題を解決する中での行動的イニシアチブとして歓迎する」としました。

一方で、パレスチナ人から30人以上の殉教者を出している、シオニスト政権イスラエルがここ最近行うヨルダン川西岸や聖地ベイトルモガッダス・エルサレム、ジェニン難民キャンプでのこれまでにない一連の攻撃について、「聖地の占領者(であるシオニスト政権)の犯罪によって、昨年も230人以上のパレスチナ人が殉教したことは、すべてのイスラム諸国にとって遺憾なことだ」と述べました。

さらに、アフガニスタンに関して触れながら、同国に包括的政府が発足する必要性を強調し、「アフガンの女性​​や女子から教育の機会を奪うことは間違った措置であり、慈悲深いイスラム教の教えにも反する」と改めて指摘しました。

ムハンマド外相は29日、イランの高官らと会談を行うためにテヘランを訪問しました。

カタールは、イランの外交政策において優先度の高い諸国の1つであり、両国の関係は常に深化・拡大しています。

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