ABNA24 : イラン外務省で14日月曜に行われた会合では、アメリカの違法で圧政的な制裁がそれを課された国の人々に与える非人道的側面や結果について討論が行われました。
ファールス通信によりますと、レザーイー副大統領はこの会合で、「米国が行使する制裁の焦点は、諸国の経済に狙いを定めて人々に圧力をかけ、米国の一極主義的政策になびかない人々の抵抗を打ち砕くことにある」と述べました。
続けて、「米政府の傲慢で違法な核合意離脱には、その不遜な性質が最も良く表れている。現在進行中の協議における同国の対応も、この尊大な国が単にイラン側による合意遵守を求めており、自国政府が以前に核合意で受け入れ約束した責務を履行する義務があるとは考えていない様を表している」と説明しました。
この会合ではイランのアミールアブドッラーヒヤーン外相も、「米政府による一方的で違法な制裁は、あらゆる国際的慣習や人権に反しており、独立した諸国民に敵対するかたちで行使されている」と強調しました。
そして、「イラン政府は、制裁の無効化、また、ウィーン協議を通じた制裁の解除という2つの道を、力と論理によって進んでいくだろう」としました。
342/