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source : Parstoday
月曜日

28日 2月 2022年

11:04:01
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イラン大統領、「ウクライナ和平のために外交的役割果たす準備あり」

イランのライースィー大統領が、「イラン政府はウクライナにおける紛争の平和的解決につながるあらゆる外交努力を支援し、平和回復を助けるあらゆる役割を担う準備がある」と述べています。

ABNA24 : ライースィー大統領は、27日日曜の閣僚会議において、「イランは、外交基本本心に従い、覇権主義的行動やその受容に反対であるとともに、諸国民の自決権を支持する」と述べました。

続けて、「イランは、この数十年のNATO北大西洋条約機構の拡張主義に対する安全保障上の懸念を理解しつつ、全ての諸国の主権や領土保全の維持を強調する」としました。

また、「イランの立場は、外交や全関係方面が国際条約に真摯に従うことが、現在のウクライナ危機という状況から抜け出る公正かつ恒久的な解決法だという点でゆるぎない」と強調しました。

そして、「市民および民間人の生命・財産の保護や、国際法および人道法の遵守は、全関係方面が真剣に配慮すべき事柄だ」と指摘しました。

ロシア・ウクライナ間は、緊張発生に関する様々な憶測がしばらく飛び交ったあと、ついに今月24日、ロシアがウクライナ領内での軍事作戦に踏み切り、現在もウクライナ各地で進軍を続けています。

ロシア政府は以前から、アメリカとNATOに対して安全保障上の確約を行うよう提案しており、その内容には、ウクライナのNATO加盟阻止と、NATOの東ヨーロッパからの撤退が含まれていました。

しかし、西側諸国はこれに否定的な回答を示すとともに、ウクライナ政府も、同国東部の親ロシア派の2つの自治共和国と政府軍の間の停戦などを取り決めたミンスク合意の実施に関する協議の開催を拒否しました。

ロシアは、これに対する対抗措置として、ウクライナ東部のドネツクおよびルガンスクの2つの共和国を正式に承認するとともに、これらの2つの地域の当局者の要請を受け、彼らを支援すべく特殊軍事作戦を開始しました。

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