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source : Parstoday
月曜日

21日 2月 2022年

10:34:14
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イラン大統領がカタールへ出発

イランのライースィー大統領が21日月曜、GECFガス輸出国フォーラム首脳会議へ参加するために2日間の日程でカタールのドーハへ出発しました。

ABNA24 : ライースィー大統領は、地域諸国との緊密な協力や近隣諸国との関係拡大への準備がイラン第13期政権の確固たる基本の一部であると、常にはっきりと表明しています。

カタール訪問を前にした同大統領は、この2日間の旅の目的について記者団に対し、「カタール首長の招きに応じた今回の訪問には、2つの目的がある」と述べました。

続けて、「第一の目的は、近隣の盟友かつ友好国であるカタールとの二国関係拡大であり、第二の目的は、GECF総会への参加である」と説明しました。

その上で、「イランは近隣、特にペルシャ湾岸諸国との外交が活発する中で、今回の訪問を、これらの国々との関係活性化や、特に共同ガス田を持つカタールなどとの政治的・経済的関係拡大に向けてそれらの国々の能力を活用するための一歩だと考えている」としました。

また、GECF諸国との協力について言及し、「この会議は、イランのイニシアチブで実現した」と指摘しました。

さらに、「この会議や、この地域圏で行われている協議での我々の協力は、ペルシャ湾圏内諸国をはじめとした様々な国々との協力への歩みとなりうる」と強調しました。

そして、「今回の訪問は、GECF会議への参加のほか、様々な二者会談も期待できる。我々は、会議に来ている国々との会談を行いたいと考えている」と述べました。

OPEC石油輸出国機構のガス生産国版ともされているGECFは、2001年に創設され、同年5月に第1回会議がイランの首都テヘランで開催されました。アルジェリア、ボリビア、エジプト、赤道ギニア、イラン、リビア、ナイジェリア、カタール、ロシア、トリニダード・トバゴ、ベネズエラといった、世界最大のガス生産国である11カ国から構成されるGECFには現在、マレーシア、ノルウェー、イラク、ペルー、アゼルバイジャン、UAEアラブ首長国連邦も、オブザーバーとして参加しています。

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