ABNA24 : ラースィー大統領は8日火曜、首都テヘランで、ハーヴィスト外相と会談し、アメリカによる核合意違反に触れるとともに、「制裁が解除されれば、我々は合意を締結する意向があり、これまでにイランは自らの責務を履行したことを証明してきている」と語りました。
また、ヨーロッパ諸国は、アメリカの覇権主義政策から乖離し、独立の道を選択するよう期待する。それは、アメリカが信頼できる相手ではないからである」としました。
さらに、「我々は、地域のすべての国との良好な関係を追求しており、今後もこの政策を継続する方針である」と述べました。
ライースィー大統領は、フィンランドは、平和樹立や、情勢不安の阻止においてより積極的な役割を果たすことができるとし、「イランとフィンランドは、通商・経済関係の拡大に加え、人権、テロ・組織犯罪対策といった分野において協力することが可能である」としました。
一方のハーヴィスト外相もこの会談において、核合意におけるアメリカの行動に遺憾の意を表明し、「アメリカは核合意での取り決めの履行を停止したことは遺憾だ」と語りました。
また、イランとフィンランドの外交関係は90周年を迎えているとし、「フィンランドとして、イランを私たちはイランを非常に貴重な国だとし、両国間の協力を拡大するための可能性が数多く存在する」と語りました。
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