ABNA24 : ハーメネイー師は9日日曜、テヘラン南方の聖地ゴムの人々とのテレビ会談で、イランのイスラム共和制を、イスラム共同体の主権および、イスラムの具現だとしています。
また、イランに対してさまざまな国のスンニー派が注目・特別視していることに触れ、「イスラム諸国で殉教者ソレイマーニー司令官を称える盛大な儀式が行われたことは、東アジアから西アフリカまで、イスラム共同体がイランを重視し支持していることの好例である」と語りました。
さらに、歴史に残る故ソレイマーニー司令官の葬儀を、人々の熱情の噴出例だとし、「この式典で、イラン国民は再びその宗教的かつ革命的な団結とアイデンティティを明らかにした。ソレイマーニー司令官の聖なる亡骸がシリア、レバノン、パキスタンにも運ばれていたら、イランやイラクなどのようにイスラム教徒の諸国民の熱烈な出迎えを受けただろう」と述べています。
そして、ソレイマーニー司令官の殉教をアメリカのいつもの誤算の例だとし、「テロリストらは、ソレイマーニー司令官を偉大な運動の代表として抹殺したかったが、同司令官の殉教2周年にあたってイランや他国民が敬慕の念を表明し大きな運動を巻き起こしたことは、アメリカの諜報機関には明確な欠陥があり、壊れていることを示した」としました。
最後に、革命の原則の1つとして「傲慢で専横な敵への不服従」を挙げ、「一時的に敵と交渉し、話し合い、対話することは、敵への降伏を意味しない。同様にこれまでも、そしてこれからも降伏しない」と結んでいます。
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