ABNA24 : イルナー通信によりますと、バーゲリーキャニー次官はウィーンで行った韓国外務省の崔鍾建（チェ・ジョンゴン）第1次官との会談において、「韓国政府には、イラン資産の凍結を解除する義務がある。米国による一方的な制裁は、同国がイランに対する債務を支払わないことを正当化する理由にはなりえない」と強調しました。
続けて、「韓国の正当化できない違法な対イラン債務の不払いは、二国間関係の歴史における汚点となるだろう。韓国政府は可及的速やかにこの資産の凍結を解除すべきである」と述べました。
崔次官も、両国関係の重要性に触れながら、同国で凍結されているイラン資産に関して説明し、「わが国は、イランへの債務支払いに向けて努力している」としました。
韓国側からの要請で実現したこの会談は、現在オーストリア・ウィーンで実施中のイランと４＋１カ国との協議とは直接関係なく、両国の相互意見交換という枠組で行われました。
韓国が液化ガス購入により自国内の２銀行に抱えているイランへの負債は、総額が７０億ドルにおよびますが、２０１８年９月以降は、アメリカの行う制裁を口実に支払われていません。
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