IRIB通信によりますと、イランの著名なスンニ派のイスラム法学者が、23日木曜に発したメッセージの中で、「ハーメネイー師の指導は、ISに対する抵抗戦線の戦士たちが勝利する中で、重要な役割を果たした」と述べました。
また、「ISが消滅した後は、イスラム共同体の若者たちに対する、過激派の扇動行為の警戒を怠ってはならない」と強調しました。
アメリカやサウジアラビア、その同盟国の支援を受けたISの大規模な攻撃により、シリア危機は2011年から、イラク危機は2014年から始まりました。
イラク軍は今月17日、イラクのISの最後の拠点である西部のラワを解放する事に成功しました。
これにより、イラクのISは消滅しました。
シリア軍とその同盟勢力も、今月19日、シリアのISの最後の拠点だった東部のブカマルをISの手から完全に解放し、シリアのISも消滅することになりました。