BRICS加盟国の首脳らは6日日曜、ブラジル・リオデジャネイロで開催された同グループの第17回首脳会議で、イスラエルと米国によるイランへの軍事攻撃を非難しました。
BRICS首脳声明第21項では、先月13日の対イラン軍事攻撃は国際法および国連憲章に違反するものとして非難される、と述べられています。
この声明ではまた「平和目的によるイランの核施設を意図的に狙った攻撃は国際法、およびIAEA国際原子力機関の決議に違反する」として、これに対する深い懸念が表明されています。
さらに国際平和と安全、開発、経済的不平等、環境、一極主義、経済制裁、大量虐殺、被占領地パレスチナにおけるイスラエルの犯罪など、幅広い問題に言及しました。
去る6月13日、イスラエルは国際法とイランの国家主権を公然と侵害し、同国の核施設を含む首都テヘランおよびその他の複数の都市・地域を軍事攻撃しました。
12日間続いたこの攻撃で、イランの多くの科学者、兵士、そして民間人が殉教しました。
この攻撃に続き、米国は去る6月22日朝、テヘラン南方フォルドゥ、イラン中部ナタンズ及びイスファハーンの核施設を直接攻撃し、事実上イスラエルによる対イラン戦争に参戦した形となっています。
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