ABNA通信社の報道によると、ロシア連邦院(上院)の副議長であるコンスタンチン・コサチョフ氏は、ミュンヘン会議はウクライナの汚職に取り組む代わりに、ロシアの脅威というテーマを取り上げたと述べた。
同氏は、ウクライナの汚職が見逃されたことは、ミュヘン安全保障会議の思想的衰退に起因すると明確に述べた。
ウクライナの汚職は、これまでに多くの当局者の辞任や権力からの撤退を引き起こしている。
ミュンヘン安全保障会議は1963年から始まり、各国の首脳、外相、国防相、軍事司令官、国際機関、シンクタンク等が直接対話する場となっている。その議題は、地域紛争、大国間の競争、兵器管理、戦争から、サイバーセキュリティやエネルギー安全保障といった新たな脅威に至るまで、広範囲に及んでいる。
この会合は、非公式外交において重要な役割を果たしている。つまり、公式な交渉の外で、当局者が意見の相違を管理し、将来の合意の基盤を整えることができる場なのである。多くの西側の安全保障イニシアティブ、NATO関連の議論、ウクライナ戦争、米欧関係、さらには西アジアの緊張も、この会議の傍らで形成されたり、方向性が与えられたりしてきた。そのため、この会議はしばしば「世界の安全保障分野におけるダボス会議」と呼ばれる。
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