ロシアの高官級代表団を率いてテヘランを訪問している同国のアンドレイ・フルセンコ科学技術担当大統領特別補佐官は、アフシーン副大統領と会談し、AI人工知能や先端技術、各産業におけるその活用方法などの分野での二国間協力の拡大について意見交換を行いました。
アフシーン副大統領は、フルセンコ補佐官との会談で、AI分野におけるイランの能力に言及し、「イランはほかの地域諸国に比べてコンピューティング・インフラストラクチャーへの投資が少ないにもかかわらず、1年足らずで適切なインフラを構築し、この分野で非常に有能な人材を育成することに成功した」と述べています。
一方、アフシーン副大統領は、様々な分野の専門家とAIの専門家とのコミュニケーションの重要性を強調し、「AIでは、プログラマーの専門家だけが役立つのでなく、各種技術とAIの専門家の間の媒介役も必要だ」と語りました。
またフルセンコ補佐官も対イラン協力提案を歓迎するともに、今日の世界におけるAIの重要性の高まりを強調し、「複雑な問題を解決し、各プロセスを合理化するためのAIの必要性はこれまで以上に高まっている」としています。
フルセンコ補佐官はさらに、AIが今日の話題となっていることに言及し、「AIは慎重な計画のもとで正しく使用されれば、多くの課題を克服し、既存の問題に対する革新的な解決策を見いだせる」とコメントしました。
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