30 3月 2025 - 17:19
Source: Parstoday
米・イスラエルによる西アジア各国への攻撃続く

29日夜、イスラエル軍の戦闘機がガザを空爆し、子供5人を含む9人が殉教しました。

 イスラエルはガザ以外にもレバノン南部への攻撃を行っているほか、米軍もイエメンへの空爆を継続しています。

イスラエルによる空爆でガザ市民9人が殉教

ガザ保健省は29日、過去24時間でイスラエル軍の攻撃により26人が殉教、70人が負傷したと発表しました。イスラエル軍がハマスとの停戦協定を破棄して攻撃を再開した今月18日以降、殉教者数は921人に上り、負傷者も2000人を上回っています。また、2023年10月以降から数えたガザの犠牲者数は5万277人に達しました。

米がイエメンを再度空爆

米軍は29日夜、イエメン北部のサアダ県を7回にわたって空爆しました。この空爆による被害の詳細は明らかになっていません。米国は前日の28日にもイエメン全土を72回にわたって空爆しています。

イスラエルがレバノン南部を空爆

イスラエルはレバノン・ヒズボッラーとの停戦協定を破り、同国南部を再び空爆しました。各種報道によると、イスラエル軍の無人機がレバノン南部にある民家2軒を攻撃したということです。また、首都ベイルート南部のダヒヤ地区も29日、空爆を受けました。同地区が空爆を受けるのは、昨年11月に停戦合意が発効して以来初めてです。

イスラエル軍が国連レバノン駐留部隊に発砲

レバノン南部に展開する国連レバノン暫定駐留軍(UNIFEL)は、イスラエル軍から警告射撃を受けたと明らかにしました。UNIFELによると、イスラエル軍はUNIFELが展開する全長121キロのいわゆるブルーラインから警告射撃をしたということです。UNIFELはこの射撃を国連安保理決議1701への違反だとしました。UNIFELは1978年の安保理決議425にもとづき、レバノン南部でイスラエル軍の撤退監視などの任務を担っています。

シリアでイスラエル軍が市民を拘束

シリアのメディアによると、同国南部クヤで29日、イスラエル軍が市民8名を拘束しました。クヤではこの前日にも市民2人がイスラエル軍に拘束されています。クヤではここ数日、イスラエル軍が住民を他の地区へ強制移住させています。

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