カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、カディロフ氏はウクライナ軍が同国東部リマンを奪還した後、「国境地帯に戒厳令を敷き、低出力核兵器を使う強硬策を取るべきだ」と、メッセージアプリのテレグラムに投稿しました。
また、リマンでの作戦の責任者であるロシア中央軍管区のアレクサンドル・ラピン司令官を批判し、「ラピン司令官は必要な協力や通信連絡を行っておらず、防衛軍はリマン市に武器や他の軍需物資を調達しなかった」と述べています。
ロシア国防省は1日土曜、同国軍および親ロシア派の多いウクライナ東部ドンバス地方の軍が、リマン市内の防衛拠点から撤退したことを明らかにしました。
メドベージェフ前大統領などの高官も、ロシアが核兵器に頼る必要がある可能性を示唆しています。
一方、米国は核兵器が使用された場合、断固とした対応を取る方針を表明していました。
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