この世に存在するいかなる理念も、シーア派3代目イマーム フサイン（AS）の理念ほどに人を神に近づけることは出来ません。そして彼の理念が、この世に存在するどの理念よりも早く人を神に近づけます。
この理由によって、私たちは歴史上、イマーム フサイン（AS）ほどに真の人間を育成するものを見出すことは出来ません。
他のいかなる理念からも、イマーム フサイン（AS）の理念からほどに“真の人間”は輩出されていません。
いかなる理念も、イマーム フサイン（AS）の理念ほどに神の道に己の命を捧げる“殉教者”を育成していません。
殉教者たちはどこにいるのであろうか？
クルアーン（コーラン）でには、彼らが“楽園よりも高いところにいる。”“楽園よりも高い神ご自身の御許にいる”ということが記されています。
イマーム フサイン（AS）がイマームとなって以来これまでに、イマーム フサイン（SA）を愛さぬが殉教者となった、などという者を見出すことが出来るだろうか？
アフルルバイト（AS）、そしてイマーム フサイン（AS）の理念以外から殉教の栄誉を得た殉教者を見出すことが出来るだろうか？
イマーム フサイン（AS）の理念は、地から無限の距離を通り行く、つまり神の御許まで到達するような偉大な人間を育成します。、まさに儀式”ほどの育成力を持ちません。
イマーム フサイン（AS）のための集まり、イマーム フサイン（AS）のための追悼、イマーム フサイン（AS）のための涙、イマーム フサイン（AS）の巡礼、イマーム フサイン（AS）のためのアルバインの大行進こそが、人間を何十年、何百年、何千年も前進させ、真の人間を育成するのです。
イマーム フサイン（AS）への愛は、人間として最高の類の愛です。天地創造以来これまで生まれてきたすべての人間の中で、彼が最も多くのものを神の道における犠牲として捧げました。
彼は、自分が最も愛した人々を神への贈りものとして神に捧げました。
「神は、イマーム フサイン（AS）への愛が内在する者と全霊をもって親交を結ばれる。そしてその者は神を愛するようになる。」という伝承があります。
イマーム フサイン（AS）にはその力があるのです。
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