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source : ABNA
金曜日

24日 5月 2019年

13:15:35
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世界統一への鍵 “イマーム フサイン(AS)への愛”

毎年イラクの聖地カルバラで行われるアルバインの儀式に90以上の国々から数千万の人々がやってくるのはなぜなのか?

シーア派の人々が3代目イマームとして敬愛するイマーム フサイン(AS)は、シーア派の為だけのイマーム(指導者)ではありません。イマームは全ての人間、全人類のイマームです。現に、アルバイン(イマーム フサイン(AS)の殉教から40日目)の儀式の際にはシーア派の人々のみではなく世界90か国以上から数千万以上の人々が、巡礼の為にイマームの廟があるイラク聖地カルバラに集結します。

これは世界最大規模の集会です。世界中からの様々な文化を持つ人々をイマーム フサイン(AS)に惹きつける共通点は、全ての人間に吹き込まれている神の息吹と聖預言者ムハンマド(SAW)の一門の光なのです。

つまり、これだけの数の人々が人間性という共通の魂、人間としての共通の本性に基づいて一つの場所に集結するというわけです。

彼らは例外なく皆、人間性の父であり自分の本質であるイマームを敬愛しています。

2人、3人、5人、10人という単位であろうと一つの集結、集会がある場において実現する際、それがどこであろうとそこには必ず共通の意志、必要性、あるいは目的が存在します。

では、90の国々から数千万の人々がやってくる、それも諸宗教の人々や無信仰の人までもがやってくる。彼らの間に一体どのような共通の叫びがあるのでしょうか?

その答え、全人類共通の叫びとしは「救世主(の到来)を必要としている」の一言に尽きます。

彼らの共通の痛恨の叫びは、“世界の傲慢な者たちへの失望、世界における不正、腐敗、人種差別。そして今日の世界の文化に悩み疲れている“ということなのです。

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