アバディ首相は9日土曜、バグダッドで、「イラク軍はイラクとシリアの国境を完全に制圧しており、ここでISとの戦闘が終結したことを宣言する」と語りました。
また、歴史的な教令を発して、イラクの人々に対してISへの対抗を呼びかけたイラクのシーア派最高権威、スィースターニー師に感謝しました。
イラクのジャアファリ外相も、テロ対策におけるイランの肯定的な役割を評価し、「イランは常にIS対策でイラクを支援してきた」と語りました。
ジャアファリ外相は、9日、バーレーンの首都マナーマで行われた会合で、「アメリカ、イギリス、ペルシャ湾岸のアラブ諸国や東南アジア諸国など124カ国からのテロリストがイラクを攻撃したが、これらのテロリストの中にイラン人は見られなかった」としました。
テロ組織ISは2014年からアメリカとサウジアラビアの支援を受け、イラクの北部と西部を占領しましたが、イラク軍は民兵組織やイランの支援を受けて、この地域を解放しました。
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