アフルルバイト世界協会(AS)は、パキスタンのクエッタの病院へのテロ攻撃に関して、排他的テロ犯罪グループ「ジャマーアトゥル アフラール」を非難する声明を発表しました。
この声明の一部で、アフルルバイト世界協会(AS)はこのように述べました。
「国際的な法的義務を履行するために、国連をはじめとする国際社会が団結し、このような痛ましい事件や犯罪が犯されることを防止し、そしてテロに対し真剣に戦うことを求める。」
声明全文
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
و سیعلم الذین ظلموا أیّ مُنقَلَبٍ یَنقَلِبون
またもや無知で排他的なテロリストによる犯罪が起こり、虐げられた人々、そしてパキスタンのムスリムたちが血に染められた。昨日のテロ犯罪は、排他的テログループ「ジャマーアトゥル アフラール」により、クエッタの罪のない人々に対して犯されたものである。それにより100人以上が殉教し、数十人が負傷した。そして過激派テロリストは、人間社会の民間人を標的にしていることを再び示した。この行為による彼等の真の信念・唯一の目標は、全人類に対する罪と憎悪を呼び起こすことである。
この町の罪なき人々を殺害したクエッタの爆弾テロは、イラク、シリア、アフガニスタンなどの、それ以前に起きた多くのテロと非常に似通っている。
疑問点はここにある。無防備な人々への攻撃を合法であるとする宗教や法がどこにあるだろうか?
アフルルバイト世界協会(AS)は、人間性に反するこのテロ行為を非難、パキスタンの遺族への遺憾を表明し、また負傷したすべての人々の早期回復を願う。国際的な法的義務を履行するために、国連をはじめとする国際社会が団結し、このような痛ましい事件や犯罪が犯されることを防止し、またテロに対し真剣に戦うことを求める。
何故なら国際社会の誠実な努力なしには、資金調達の道・テロ組織への武器・兵士の調達を塞ぐことと、その根絶を望むことはできない。
当協会はパキスタン政府に、このテロ犯罪計画者を発見し、彼等を罰する特別措置を要望する。
アフルルバイト世界協会
2016年8月9日
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