今月1日にイスラエル軍がシリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館を空爆した事件は、外交施設の安全を定めた1961年のウィーン条約や国連憲章への明らかな違反です。外交施設はその国の不可侵の領土の一部とみなされているため、特に第三国による軍事侵略を受けた場合には、攻撃された国側に合法的な防衛の権利が付与されることになります。
X上では、今回のイスラエルの行動を非難し、国際法にもとづいてイランに報復を求める声が相次いで投稿されています。
英ジャーナリストのシャルミン・ナルワニ氏:
「イスラエルはなぜ各国にある大使館を閉鎖したのだろうか? イランはならず者国家ではなく、国際法に忠実だ。なぜなら自国を守るために国際法を必要としているからだ。イランは、イスラエル内の標的に報復するため、この機会を逃すことはないだろう」
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