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source : Parstoday
水曜日

3日 4月 2024年

20:42:40
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国連安保理でイスラエルによる在シリア・イラン大使館攻撃を非難

シオニスト政権イスラエル軍が、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館を空爆した事件をうけ、国連安保理は緊急会合を開き、イスラエルによるこのテロ行為を厳しく非難しました。

会合に出席したイランのエルシャーディー国連次席大使は、「イランはこの恐ろしく卑怯な犯罪を厳しく非難する」とし、「イスラエルは国連憲章と国際法、シリアの主権・領土保全を侵害した」と述べました。

国連のヒヤーリー中東・アジア太平洋担当事務総長補佐も、イスラエルの攻撃を非難し、「外交使節・要員の安全は、国際法上のあらゆるケースにおいて守られなければならない」と述べました。

ロシアのネベンジャ国連大使も、「イスラエルの行為は容認できない。あらゆる状況下でも外交使節の安全は守られなければならないからだ」と述べました。

また、中国の国連次席大使も、イスラエルの行動をシリアの主権侵害と非難し、イラン国民・政府に哀悼の意を表しました。

今回の攻撃を受けたシリアのザハク国連大使は、「イスラエルの攻撃で、シリア国民のパレスチナ支持の姿勢を挫くことはてきない」と述べました。

この他にも、アルジェリア、スイス、スロベニア、ガイアナ、モザンビークの出席者がイスラエルによる攻撃を非難しました。

しかし、米英仏、日本、韓国はイスラエルへの非難には言及せず、緊張の高まりを懸念すると述べるにとどめました。

イスラエル軍は1日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館を空爆し、同大使館内にいたイランの外交官や革命防衛隊関係者ら13名を殺害しました。

これらの革命防衛隊関係者らは、テロ組織ISIS と戦うシリア政府からの要請に応じて駐在しており、主に軍事上のアドバイスや要員の派遣を行っていました。

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