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source : Parstoday
火曜日

12日 3月 2024年

19:07:04
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イスラエルによる4歳のパレスチナ人幼女の殉教の経緯

パレスチナ・ガザ地区でのシオニスト政権イスラエルによる侵略行為で殉教した数千人の殉教者の一人に、パレスチナ人少女サルマ・ジャベルちゃん(4)がいます。

サルマちゃんの父フセイン・ジャベルさんは次のように語りました;

「サルマは昨年12月、ガザ市内から逃げようとしていた最中に、シオニスト政権イスラエル軍の銃撃で首を負傷し、私の腕の中で殉教した」

 「我々一家が住宅地域から逃げていたとき、目の前でサルマが首を撃たれたのを見た。あの子は痛みに悶えながらも走り続けた。私はあの子のもとに走って抱き抱え、車のところまで連れて行ったが、妻と2人の子供のウマルとサラはなおも走り続けていた」

「サルマはどこへ行ってもはしゃいでそこに来た。3歳の息子ウマルからはまだ、サルマはどこに行ったのかと聞かれる」

ユニセフ国連児童基金のジェームズ・エルダー報道官は11日月曜、「ガザ地区で戦争や飢餓、栄養不良による最大の被害を受けるのは子どもである」とし、「ガザの惨状を表現するのに相応しい言葉は存在しない」と語りました。

2023年10月以来、イスラエルは西側諸国の全面的な後方支援を受けて、ガザ地区とヨルダン川西岸の防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対する大規模な虐殺に着手しました。

複数の最新報告によりますと、イスラエルが行ったガザ攻撃により、3万1000人以上のパレスチナ人が殉教した他、7万2000人以上が負傷しました。

イスラエルは、英による植民地主義計画および、さまざまな国からのユダヤ人のパレスチナ移住により1917年に創立され、その成立は1948年に発表されました。それ以来、パレスチナ人虐殺とパレスチナ全域の占領を目的に、さまざまな大量殺戮計画が実行されてきました。


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