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source : Parstoday
月曜日

11日 3月 2024年

14:39:58
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ユダヤ系映画監督「ユダヤ人としてのアイデンティティを占領行為に乗っ取られた」 米アカデミー賞受賞式で

10日日曜に行われた米アカデミー賞の授賞式で、国際長編映画賞を受賞したユダヤ系イギリス人のジョナサン・グレイザー監督が、自身のユダヤ人としてのアイデンティティをイスラエルの占領行為に乗っ取られた」と述べました。

グレイザー監督はこの授賞式で、「我々は今、あまりに多くの罪なき人を巻き込む紛争に至った(イスラエルの)占領行為により、ユダヤ人としての自分の存在が乗っ取られてしまった。そのことに異議を唱える者として、私はここに立っている」と述べました。

今回のアカデミー賞授賞式ではさらに、脚本賞を受賞した映画『落下の解剖学』の出演俳優たちが、パレスチナ国旗を象ったマークを胸に付けて登壇しました。

また、ハリウッドスターであるビリー・アイリッシュ、エイヴァ・デュヴァーネイ、マーク・ラファロ、ラミー・ユセフの各氏も、「ガザ停戦」を象徴するマークを胸に付け、授賞式のレッドカーペットを歩きました。 

ラミー・ユセフ氏はインタビューでも、ガザでの子どもたちの大量虐殺を止める必要性を強調し、「我々は、ガザにおける早急な恒久的停戦と、パレスチナ人に対する安全・公正・平和を求める。しかし話し合いは、イスラエル政権による爆撃が止まって初めて行うことができる」と述べました。

この他、米アカデミー賞が開かれた同国ロサンゼルスのドルビー・シアター前では、パレスチナ支持者らが抗議活動を行い、ガザでの停戦を求めるスローガンを唱えていました。

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