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source : Parstoday
月曜日

11日 3月 2024年

14:37:47
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ガザ医療スタッフ犠牲者数が増加、飢餓が原因

パレスチナ・ガザ地区にある同国保健省のアシュラフ・アルキドラ報道官が、同地区で飢餓により医療スタッフが命を落としていることについて警告しました。

カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、アルキドラ報道官は「ガザ北部では多くの医療チームがその日の食事にも事欠くために死の危険にさらされており、飢餓による医療従事者の死亡件数がさらに増える可能性が高い」と語りました。

この報道によりますと、ガザ北部では、2000人以上の医療従事者が夜明け前の朝食や日没後の夕食にありつけないラマダーン月(イスラム教徒の断食月)を迎えています。

アルキドラ報道官はまた、国際機関や救済機関に対し、すぐに食べられる食料の提供により医療チームを支援するよう要請しました。

ユニセフ国連児童基金の西アジア・北アフリカ地域事務所長も、アルジャジーラとのインタビューでガザ地区での飢餓の拡大について警告し、ガザ地区に入域する援助トラックの台数を増やすよう求めました。

これに先立ち、ガザ地区のサラマ・マアルーフ情報局長は、ガザ地区では12万世帯が飢餓に苦しんでいることを明らかにし、「ガザ地区北部の住宅の80%はもはや居住不能となっている」と強調しました。

ガザ地区及び、同地区内の町ラファやハーンユヌスの現状説明に使用されるキーワードは今や、飢餓、爆撃、大量殺戮、犯罪となっています。ガザの状況は惨憺たるもので、シオニスト政権イスラエルは米国とEUの幇助により、防衛手段を持たない子供や女性に対する犯罪続行に手を染めています。

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