シーア派組織アンサーロッラーの指導者であるセイエド・アブドゥルマリク・バドレッディン・アルフーシ氏率いるイエメン国軍は、米国およびNATO北大西洋条約機構の軍と、今世紀最大の海戦に突入しました。
地理的にみると、この戦いの主な戦場は「紅海」です。
紅海は、世界で最も重要な航路の一つであり、ヨーロッパとアジアを結ぶ最速かつ最短のルートとなっています。2023 年には1日平均59 隻、年間計2万1,344隻の船舶が紅海と地中海を結ぶスエズ運河を通過し、世界貿易の実に12%を占めています。
このような中でイエメンは、シオニスト政権イスラエル軍による大量虐殺を受け、同政権の軍を海上封鎖することを決定しました。