イルナー通信によりますと、エルシャーディー氏は、米ニューヨーク時間の20日火曜に開かれた「国連憲章および国連の役割強化に関する特別委員会」の会合において、非同盟運動を代表して声明を読み上げました。
同氏は、「非同盟運動は、シオニスト政権イスラエルがガザを中心に無防備なパレスチナ人への残忍な攻撃を続けていることを、激しく非難する」として、同地区での早急な人道的停戦およびパレスチナの人々への支援を求めることを強調しました。
続けて、「非同盟運動は、国連特別報告者たちが行っている、シオニスト政権イスラエルによるガザでの公然とした虐殺行為に関しての警告について、極めて大きな懸念を抱いている。そして国際社会に対し、シオニスト政権による虐殺の阻止に向けて動くと約束し、それを終結させるべく必要なあらゆる措置を取っていくように求める」としました。
アメリカは同日、国連安保理に非常任理事国のアルジェリアがアラブ諸国を代表して提出していた、ガザでの即時停戦を求める決議案を、理事15カ国のうち13カ国が賛成票を投じたにもかかわらず、拒否権を行使して再び否決に持ち込みました。
ガザでの停戦確立を目指す決議案にアメリカが拒否権を行使したのは、これで3度目となります。
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