イスラエルのガザ攻撃開始から134日が経過した現在、この危機の解決に向けて各方面の仲裁努力が続けられる一方で、占領者たるシオニスト軍は相変わらず、この地域での犯罪に手を染めています。
大量虐殺をはたらくイスラエル政権はさらに、ガザ南部ラファ市で新たな悲劇と災害も引き起こしています。
イスラエル軍は、ヘリコプター、大砲、軍艦など陸海空のあらゆる手段を駆使して、パレスチナ難民で溢れるラファ市を北、南、東から攻撃しました。
ラファ北部では、パレスチナ難民の住宅や居住地が砲撃された結果、女性や子どもをはじめとする多数のパレスチナ人が殉教しました。
カタール国営衛星通信アルジャジーラは、「シオニスト政権のネタニヤフ首相は、仮に捕虜をめぐり合意に達したとしても自政権はラファ攻撃を実行する、と主張している」と報じました。
アントニオ・タイヤー二伊外相は「イスラエル軍は国際法を遵守すべきだ」と強調し、「(日本を含めた)G7の各外相は、イスラエル政権によるラファ攻撃の可能性がもたらす影響を深く懸念している」と述べました。
一方、シオニスト軍の戦闘機は、継続的な空襲でガザ地区ハーンユ二ス市内のすべての病院を稼働停止させました。
イスラエル軍戦闘機はさらに、ガザ中心部にある住宅やヌッセイラート難民キャンプも爆撃し、これにより多数を負傷させています。
イスラエル軍の小型船は、ガザ地区内各地を標的とした攻撃を行う中で、ラファ市沿岸にいるパレスチナ人を銃撃しました。
パレスチナ保健省は17日月曜、シオニスト政権による犯罪が始まって以来のガザ地区での殉教者数が、2万8858人に達したことを発表しました。
同省はまた、「負傷者数も6万8677人に増えている」としています。
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