シオニスト政権イスラエル、米国、エジプト、カタールの交渉担当者は今月4日、仏パリにおいて、戦争の停止および、まだハマスに拘束されているシオニスト捕虜の釈放に向けた枠組みについて、合意に達しました。
イルナー通信によりますと、6日火曜に発表されたハマスの声明では「この提案には、ガザでの包括的かつ完全な停戦、パレスチナ国民に対する戦闘の完全な停止及び救援、難民用住居の用意、ガザ地区の再建と封鎖解除、捕虜の交換が盛り込まれるべきである」とされています。
ハマスはまた、「当組織は、すべてのパレスチナ民族組織・潮流とともに、占領の終結および、パレスチナの領土および神聖視される事物に対して法で認められた権利の実現を目指す中で、パレスチナ国民の防衛を続けている」としました。
さらに、ハマスの指導者の1人、Mahmoud Mardawi 氏は「我々は、どのような交渉、提案、計画においても、ガザでの戦争の完全停止を求める」と語っています。
また、「シオニスト政権イスラエルが自陣側の捕虜が戻ることを求めていると同様に、ハマスもイスラエル刑務所からの捕虜の釈放を求めている」と述べました。
6日火曜夜には、カタールのムハンマド首相兼外相が、詳細には触れないながらも、ガザ停戦交渉が進展したと述べています。
フランス国会議員団は、ガザ南部とエジプトとの国境にあるラファ検問所を視察した際、「イスラエルはハマスのみならず、全ガザ住民を壊滅させようとしている」と表明しています。
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