ハーメネイー師は30日火曜、経済界や生産業の人々との会合で、「優れた人材の存在は偉大な資産であり、大きな問題を解きほぐし困難な道を切り抜ける際に確かな拠り所となって、イランを頂点へとのし上げるだろう」と述べました。
続けて、「世界の各国政府による自国大企業への支援は、それらの企業が成功する要因の一つである。政府が行うべき民間部門への支援のひとつは、輸出や海外市場への拡大に向けた手助けである」と述べました。
一方、悪意のある者たちの敵意や制裁といった外的な問題の存在に言及しながら、「このようなケースは、疑いなく打撃を与えうるもので、一国に問題を引き起こす。しかしそのような問題も、イランの若手が利用する機会を作り出すものとなった。先日人工衛星ソライヤーが打ち上げられた宇宙分野のように、今日科学や軍事機器に見られるすばらしい進歩や成果は、制裁がなければ達成されていなかったことだろう」としました。
そして、「民間部門で必要な管理や適切な支援が実施されれば、我が国のすばらしい進歩は、その高い能力、豊かな天然資源、高い教育を受けた人材、政府と人々の良好な関係といった要因により、具体的に感じられる現実となるだろう」と強調しました。
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