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source : Parstoday
水曜日

27日 12月 2023年

17:48:34
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イラン軍統合参謀本部議長、「我が国の司令官暗殺はイスラエルの戦略的ミス」

イラン軍のバーゲリー統合参謀本部議長が、「我が国のイスラム革命防衛隊の幹部であるムーサヴィー准将を殉教させたシオニスト政権イスラエルのテロ犯罪は、戦略的ミスである」と述べました。

イスラム革命防衛隊での長い勤務歴を誇る軍事顧問であるセイエド・ラズィー・ムーサヴィー准将は25日月曜、イスラエル軍によるシリア首都ダマスカス近郊へのミサイル攻撃で殉教しました。同准将は、シリアで抵抗の枢軸に対する後方支援活動に関わっていました。ムーサヴィー准将の暗殺は、ガザ危機のさなかにあるイスラエルが、この危機に対しイランが取る賢明なバランスを崩そうと行った、最新の扇動にあたります。イラン当局者らは、この犯罪に対する対処は確実であるものの、賢明なものになることを強調しています。

イルナー通信によりますと、バーゲリー統合参謀本部議長は、「ムーサヴィー准将を殉教させたイスラエルのテロ犯罪は、戦略的ミスである」と述べました。

イスラム革命防衛隊も、「シオニスト政権はこの犯罪の代償を払うことになるだろう」とする声明を発表しています。 

また、イランのイールヴァーニー国連大使は、シリアでのムーサヴィー准将の殉教を受けて、国連安全保障理事会議長およびグテーレス国連事務総長に宛てて書簡を送り、その中で「イスラエル政権の臆病さから出た凶悪な行動」を非難しながら、「我が国は、国際法と国連憲章に基づき、自国が持つ正当な権利を、必要と判断した適切な時に断固とした対処を取るために行使する」としました。

そして、「シオニスト政権は、テロとの戦いを支援するためにシリアの公式要請に応じて合法的に同国に滞在していた我が国の軍事顧問を、意図的に攻撃した」と指摘しました。