ナイジェリア北東部のバオチに住むナイジェリアのイスラム教徒の若者たちは25日月曜、クリスマスを祝うためにカガダマ教会を訪れました。
この若者たちは、カガダマ教会で賛美歌を歌い、イエス・キリストを描いた絵を教会の責任者らに贈呈しました。キリスト教徒たちはこれにとても喜びました。
若者たちの代表を務めたシェフ・アフマド（Shehu Ahmad）さんは、教会で演説し、「キリスト教徒は決してイスラム教徒の敵ではなかったし、これからも敵にはならない」と述べました。
また、カガダマ教会の責任者であるデビッド・アモス（David Amos）牧師は、ナイジェリアでイランプレスとのインタビューに応じ、「イスラム教徒の若者たちがキリスト教会に参加し、ともにクリスマスを祝ったことは、イスラム教に対する世界の見方を変えた」と述べました。
そして、「イスラム教徒の若者たちが示すこのような宗教的譲歩は、ナイジェリアのイスラム教とキリスト教との間で相互に作用し、彼らの間に平和と兄弟愛が広がることにつながるだろう」と続けました。