メフル通信が13日水曜、報じたところによりますと、カタール衛星通信アルジャジーラはガザ民間防衛局関係者の話を引用して、「数多くの援助要請が寄せられている。学校に避難する人々は、生活上の困難に直面しており、病気にかかり命を落とす者も出ている」としました。
同局は、「難民が身を寄せる一部学校では、寒気が到来して雨が降った上、病気が流行したことで、病死する者が増加した」と説明し、さらに「我々は、大半の救急車両を占領者イスラエルの爆撃の標的とされて失ったため、現在切実に必要としている」と続けました。
また、早急に仮設病院を作る必要性を強調しました。
これに先立ち、ロシアのネベンジャ国連大使は、国連総会の緊急会合での演説でガザについて、「国連安全保障理事会でガザ停戦決議案に拒否権が行使された後、同地区での死者については、米国にその責任の全てがある。なぜなら、同国は文字通りの意味で、イスラエル政権に殺戮の許可を与えたからだ」と指摘しています。
一方、ガザのカマル・アドワン病院小児科部長は12日火曜、「当院にはすでに水、食料、燃料がなく、院内にいるパレスチナ人は厳しい状況と闘っている」と説明しました。
そして、「占領者イスラエルは、病院職員に負傷者を別の場所に移すよう求めた。また、医療医療スタッフをその専門に関係なく70~100人逮捕した。彼らはさらに、病院襲撃時に無差別に銃撃もしている」としました。
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