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source : Parstoday
日曜日

3日 12月 2023年

17:39:23
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イラン外相が、イスラエルのガザ攻撃停止の必要性を強調 ボレルEU上級代表との電話会談で

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、EUのボレル外務・安全保障政策上級代表との電話会談で、パレスチナ・ガザの住民に対しシオニスト政権イスラエルが行う軍事攻撃を早急に停止させ、人道支援物資を搬入できるようにすべきだとしました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相とボレル上級代表は2日土曜夜、ガザの最新情勢やイランとIAEA国際原子力機関との協力について電話で意見を交わす中で、ガザでの戦争を早急に停止させる必要があると強調しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、パレスチナの人々を自国から強制的に移住させようとするシオニスト政権イスラエルの計画・行動について警告し、「現在の状況の大元は、シオニスト政権イスラエルによる占領と侵略にある。パレスチナのガザおよびヨルダン川西岸に対しイスラエル政権の戦争犯罪が止まなければ、地域で戦火が大幅に拡大する可能性がある」と強調しました。

その上で、「米国のイスラエル政権支援政策は、同政権がガザで軍事侵略と民間人殺害を続けることを奨励し、さらに戦争の継続・拡大の重要な要因にもなっている」と指摘しました。

一方、イランとIAEAとの協力については、技術的・法的枠組みの中で継続されると述べました。

ボレル上級代表も、ガザとヨルダン川西岸の緊張増大をできるだけ速やかに止める必要があるとしながら、「EUは、イスラエルに国際法の尊重を約束させようと努力している」と強調しました。

そして、地域の緊張緩和を支援するためにイランが行う役割について触れながら、「我々も、パレスチナ問題を解決する道は外交に注力することだと信じている。いかなる軍事攻撃の継続も、危機の激化に終わるだけである」と述べました。

同代表はまた、イランとIAEAとの建設的協力が続くことを願うとしました。

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