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source : Parstoday
月曜日

20日 11月 2023年

18:48:20
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トルコ外相、「イスラエルの核兵器は万人が知る秘密」

トルコのフィダン外相が、「シオニスト政権イスラエルの核兵器保有は長年知られてきた秘密だが、公式には確認されていない」と語りました。

シオニスト政権イスラエルは西アジア地域で唯一の核兵器保有政権であり、米国の支援を受けて自らの核兵器計画を国際的な監視から回避させてきました。また、イスラエル政権は世界で最も危険な秘密核兵器庫の一つを保有しています。アメリカ科学者連盟(FAS)は2023年の報告書で、この違法政権が90発の核爆弾を保有しているとの推定を示しました。

この点に関して、国連はこれまでにイスラエルの核計画および核兵器に反対する複数の決議を採択しましたが、それらはいずれも象徴的な側面を持っており、特にアメリカをはじめとする西側諸国の対イスラエル支持により、成果には至っていません。

カタール国営衛星通信アルジャジーラが20日月曜、報じたところによりますと、フィダン外相はあるインタビューで「イスラエルによる核兵器の獲得継続は、地域の非核化失敗に加え、これらの兵器をめぐる競争の激化や好ましくない状況を招くだろう」と語りました。

フィダン外相はさらに、「これは万人が知っている事実である。だが、誰もそれを受け入れていない。我々は、イスラエルがNPTに加盟しないまま核兵器能力を開発してきたことを目の当たりにしている」と述べています。

そして、「この点に関して、イスラエルが欧米諸国から多大な支援を得ていることも我々は知っている、このため、それはもはや秘密ではない」としました。

フィダン外相はまた、「パレスチナ・ガザにおけるイスラエルの犯罪を阻止し、この地区の人々への迅速な支援提供の保証が急務である」と強調しました。

さらに、「トルコはパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスをテロ組織とはみなしていない。この組織はパレスチナの国家体制内の政党として活動しており、占領という状況の結果として生まれた現実に他ならない」としています。

そして最後に、「パレスチナでの占領が終われば、ハマスのような組織は通常の生活を受け入れると思われ、ガザは自治が可能となる」と結びました。