ハーメネイー師は19日、この展覧会の視察後、シオニスト政権イスラエルを人種差別の具現とし、「シオニストらは自らを優越人種とみなし、それ以外を劣った存在と考えている。それゆえ、何の躊躇もなく数千人の子供を殺すことができる」と指摘しました。
その上で、「米英独仏の首脳が人権擁護を名乗りながらイスラエルの人種差別政権を支持・支援している。このことは世界で最も嫌悪すべき問題のひとつだ」としました。
ハーメネイー師はまた、イスラエルの軍事的失敗に触れ、「シオニスト政権のガザでの敗北は現実であり、病院や民家への突入はその前進や勝利を意味しない。勝利とは相手を倒すことであり、シオニスト政権はそれを達成できておらず、これからもない」と述べました。
その上で、「この(シオニスト政権の)無力は、アメリカや西側諸国の無力でもある。いま世界は、莫大な最先端の軍事設備を誇る政権が、それらを何一つ持ち合わせていない相手を倒せずにいるという事実を目の当たりにしている」と述べました。
そして、「各国の国民はデモや集会を継続し、パレスチナ民衆の受ける抑圧を忘れないようにしなければならない」としました。
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