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source : Parstoday
水曜日

18日 10月 2023年

16:43:32
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イランが全国的追悼を宣言 イスラエルのガザ病院爆撃受け

イラン政府が、パレスチナ・ガザ地区の病院を爆撃するというシオニスト政権イスラエルの犯罪行為を非難するとともに、明日18日水曜を全国的な追悼日にするとしました。

シオニスト政権イスラエルによる一連の攻撃は17日火曜夜、パレスチナ・ガザ中心部の病院を爆撃し罪のない数百人の人々を殺害するという新たな犯罪によって、その頂点に達しました。

この爆撃の殉教者の多くは、女性と子どもでした。

シオニスト政権はこの犯罪に走る前の数日間に、すでに3000人以上のパレスチナ人を殉教させています。

イラン政府は声明を発表して、この凶悪な行為を人類に対する戦争犯罪および大量虐殺だとして非難しながら、国際機関や各国首脳に対し、イスラエルとの関係を断絶しその大使を国外から追放するよう求めました。

また、イラン国会議員らも、議会の開始前に「イスラエルに死を」「破滅するのはイスラエル、勝利するのはパレスチナ」というスローガンを唱え、シオニスト政権イスラエルの犯罪を非難しました。

さらに、国連イラン政府代表部はグテーレス国連事務総長に宛てて声明を出し、「イスラエル政権はアパルトヘイト体制を止め、大量虐殺の説明責任を果たすべきだ」としました。

加えて、イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディ書記も、グテーレス事務総長、国連人権理事会議長、国連人権高等弁務官に宛てた書簡の中で、「国際社会は、パレスチナ問題に対して取る緊急アプローチの方向を変え、イスラエル政権がパレスチナ国民に対し犯罪を行っていると正式に認めるべきだ」と記しました。

イラン保健医療教育相も、WHO世界保健機関・東地中海地域事務所長との電話連絡で、自国が負傷したパレスチナの人々に向けて、医療サービスの提供、および医薬品や医療用品、医療機器の送付を行う用意があると通知しました。

イラン国内各都市の人々も、ガザの病院でのイスラエルによる犯罪のニュースを受けて17日火曜夜、自発的に街頭に集まり、この犯罪を非難するとともに、圧政下にあるパレスチナの人々への同情を表明しました。

このほか、18日水曜にはテヘランやその南方のゴムでも、罪のないパレスチナの人イスラム教徒の殺害を非難する大規模な集会の開催が予定されています。