ハーメネイー師は17日火曜、イランの学問エリートらとの会談において、ガザ地区でのパレスチナ人に対する大量虐殺というシオニスト政権の犯罪の継続に触れ、爆撃の即時停止を強調しました。
また、パレスチナで起こっている出来事はシオニスト政権の明白な犯罪であり、全世界の目の前での公然たる大量虐殺であるとし、シオニストの政策決定にはアメリカが実質的に絡んでいると指摘しました。
そして、「イラン当局者との対話における一部の国の関係者の抗議は、なぜパレスチナ人は民間人を殺害したのか、というものであった。だがこれは現実に反した文言である。それは、入植地の住民は民間人ではなく武装しているが、仮に彼らが民間人であったとしても、そのうち何人が殺害され、また最近何人のパレスチナ民間人が殉教しているのか?」と語りました。
また、「イスラエル側は、ここ数日間で(シオニストの死亡者の)100倍、つまり数千人の女性、子ども、老若男女の民間人を殺害し、明らかに民家とわかっている人口密集地や建物の爆撃により、世界市民の目の前で犯罪を犯している」としています。
さらに、「イスラエル強奪政権はパレスチナ被抑圧民に対する数多くの犯罪を理由に、必ず裁かれるべきである。そして、この強奪政権の政策の責任はアメリカにある」とし、「多くの情報によると、シオニスト政権の現在の政策の政治家と規制に携わる当局はアメリカであり、アメリカはこの問題に関して有責であって、その責任を認識すべきだ」と述べました。
加えて、ガザ地区への爆撃は即時停止されるべきだと強調し、「イスラム諸国でのイスラム教徒の集会、さらには欧米での非イスラム教徒の集会も、イスラエルの犯罪に対する各国の深刻な憤激の表れである」とし、「このような犯罪が続けば、イスラム教徒と抵抗勢力はいら立ち、もはや誰も彼らを止められなくなる」と述べています。
ハーメネイー師はさらに、「もっとも、イスラエルがどうあがいても『アクサーの嵐』作戦で被った不名誉な敗北の尻ぬぐいはできない」と結びました。
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