パレスチナ抵抗勢力は7日土曜、シオニスト政権イスラエルの度重なる侵略行為に直面しているパレスチナの聖地ベイトルモガッダス・エルサレムおよびとアクサーモスクを支援するため、「アクサーの嵐」作戦を開始しました。
イスラエルのテレビ局・チャンネル13は、シオニスト側で600人が死亡、2000人以上が負傷したと発表しています。
国際通信イランプレスによりますと、ライースィー大統領はパレスチナ国民に向けたメッセージの中で、「我が国は、どのようにパレスチナ人に対する圧政や不公正が蓄積していったか、また、イスラム教で最初のキブラ(礼拝する方向)と定められた聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの神聖さを冒涜する行為は当たり前のものでなく、諸国民の抵抗に直面するという事実に目を向けるよう、全世界に呼びかける」としました。
続けて、イランがパレスチナ国民の正当な防衛を支持することを強調した上で、シオニスト政権との関係正常化を批判しながら、イスラム諸国の政府に対し、イスラム共同体と歩調を合わせてパレスチナ国民への誠実な支援に参加するよう求めました。
また、シオニスト政権に向けても、「勢力バランスはすでに変化し、戦いを追い求めることはシオニスト政権に不利益をもたらす。戦闘で勝者となるのは、パレスチナ国民である」と強調しました。
イランプレスによれば、ライースィー大統領はこのほかにも、パレスチナのナハレ・イスラム聖戦運動事務局長およびパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長と個別に電話会談を行い、パレスチナ情勢について話し合ったということです。
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