パレスチナ抵抗勢力の戦闘員らは現地時間7日土曜朝より、シオニスト政権イスラエルの行う犯罪への報復として、同政権が占領地に設けている軍事拠点に向け南方のガザから全面的に攻撃する作戦「アクサーの嵐」を開始しました。
イスラエルが占領する地域への数千発のロケット弾・ミサイル攻撃をともなうこの作戦により、現在までに少なくともシオニスト300人が死亡したほか、1,600人以上が負傷しています。
また、100人以上のシオニスト兵が捕虜となっているほか、パレスチナ抵抗勢力はシオニスト入植地7か所の一時的占拠に占領も達成しています。
イルナー通信によりますと、民主党のオマル下院議員はSNSのX(旧ツイッター)において、「パレスチナ人はこれまで封鎖下に置かれてきたのであり、国際社会の支持・支援を受けて当然である」と述べました。
また、「パレスチナ・ガザ地区には、避難シェルターも防空システム・アイアンドームも存在しない。彼らのために祈って欲しい。この地域に平和が訪れ、今目前にある人間の苦しみを思いやる倫理的覚醒に私たちが導かれるよう願ってやまない」と語っています。
一方、ガザ地区にあるパレスチナ保健省は、「パレスチナ抵抗勢力による対シオニスト作戦『アクサーの嵐』が開始されてから現時点までに、パレスチナ人が493人殉教し、また2,751人が負傷した」と発表しました。
パレスチナ筋によれば、これらの殉教者らのうち100人以上は子どもだったということです。
ガザ地区にあるパレスチナ自治政府のサラーマ・マアルフ情報事務所長のはこれに関連し、「敵方のシオニスト政権の主張とは異なり、イスラエル兵は抵抗勢力の基地ではなく民間の住宅地を標的にし、この数時間だけでパレスチナ人15世帯に対し凶悪な犯行に出ている」と語っています。
342/