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source : Parstoday
月曜日

9日 10月 2023年

18:46:35
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米が、イスラエル軍の萎えた士気回復のため空母を派遣

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの報道官が、アメリカが空母を西アジアに派遣することをめぐり、「これは、パレスチナの人々への蹂躙に真に加担する行為であり、今回のパレスチナ抵抗勢力戦士による攻撃後に萎えたシオニスト政権イスラエル軍の士気の回復を狙ったものだ」と述べました。

イルナー通信によりますと、ハマスのハゼム・カセム報道官は、「このような動きで、パレスチナの人々や彼らの抵抗がすくむことはない。抵抗勢力は『アクサーの嵐』作戦で人々を守り続けるだろう」と述べているということです。

アメリカのオースティン米国防長官は8日日曜、シオニスト政権イスラエル軍の支援に向けて、原子力空母「ジェラルド・フォード」を東地中海部に派遣する指示を出したとしました。

一方、パレスチナ・イスラム聖戦運動のナハレ事務局長はこれに先立ち、「シオニスト政権は、パレスチナ抵抗勢力による攻撃が始まってから数時間のうちに、米国から支援を受けた」と述べています。

パレスチナ抵抗勢力は7日土曜、シオニスト政権の悪行への報復として、ガザから同政権占領地に向けたこれまでにない全面的作戦「アクサーの嵐」を開始しました。 この作戦は、75年続く占領者シオニストの強奪時代において前例のない大規模なものであり、彼らに衝撃を与え打ちのめしました。

ヘブライ語紙のイディオト・アハロノトは9日月曜、パレスチナ抵抗勢力の「アクサーの嵐」作戦で死亡したシオニストの人数が1000人に達したと伝えました。

シオニスト政権の公式筋も、「イスラエル人の死傷者は数え切れないほどに膨れ上がり、各メディアでの発表をはるかに超えている」としています。

また、パレスチナ抵抗勢力の強さに手を焼いているシオニスト政権軍は、パレスチナ民間人を標的に据えて、ガザ西部や南部の住宅地を空爆しました。

一方、パレスチナ保健省は、「アクサーの嵐」作戦の開始以降にガザでパレスチナ人493人が殉教、2751人が負傷したと発表しています。

イスラエル軍報道官は、自軍がガザ地区に行った空爆において1000トン以上の爆弾を投下したと発表しています。

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