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source : Parstoday
月曜日

2日 10月 2023年

19:09:01
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イラン外務省報道官、「様々なルートを介してのメッセージ交換や外交プロセスが継続」

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「外交ルートはイラン国民の利益確保に向けた限り、継続される」と語りました。

国際通信イランプレスによりますと、キャンアーニー報道官は定例記者会見において、「我々は、米国を含むすべての当事国が責任をもって核合意に復帰するための交渉プロセスを遵守している旨を何度も発表してきた。また、交渉プロセスはすべての当事国にとって核合意への復帰に向けた正しいものであると考えている」と述べています 。

また、「この点に関する交渉は米国とも間接的に行われており、日本やオマーンをはじめとする一部の友好国の政府は核合意当事国の意見を違いに近づけるためのイニシアチブを提案した」と語りました。

さらに、「オマーン国王をはじめとする一部の友好国によって提案されたイニシアチブは、新たな合意や計画ではなく、すべての関係国が核合意の枠組みに戻し、その枠組み内で責務を履行するために各方面の意見を近づけるためのイニシアチブである」としています。

そして、「これまでに何度も述べてきたように、イランは核合意への全ての関係国の復帰を促すための友好国の誠実な努力と取り組みを歓迎する」と語りました。 

加えて、「当事国が責任をもって本格的に核合意に復帰する用意があれば、イランもこのことの実現を支援する意向がる。イランはこの合意に復帰するための外交と交渉のプロセスを堅持しているが、同時に外交・国際関係分野での努力を核合意の問題だけに縛り付けているわけではない」と述べました。

続けて、「我々は圧政的な制裁の解除に向けた合意への復帰を堅持しており、その道に取り組んでいる。だが同時に、制裁を無効化させる努力をも継続しており、その道を歩み続けている」としています。 

キャンアーニー報道官は最後に、アメリカには責任をもっての核合意復帰に向けた決意が見られないという現状を指摘し、「合意の道は双方向的なものであり、イランは自国の利益の枠組み内である限りこの道筋を踏襲するだろう。メッセージの交換は様々なルートを経由して継続されている。これらは外交ルートであり、我々は今でもこのルートが開いていると考えている。そして、対話や連絡、接触、メッセージの発信は今なお継続されている」と結びました。

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