アメリカ国防総省は、米軍兵士の自殺者は2021年だけで500人以上であり、その70パーセントが銃器によるものだったという統計を発表しています。
同統計によればさらに、2015年から2020年にかけて米兵の自殺数は40パーセント増加していたということです。
プレスTVによりますと、アメリカのオースティン国防長官はこのほど、自国軍人の自殺抑制を目的とした100以上の勧告に同意しました。
米軍基地11か所の兵士および軍属職員への数千件の聞き取りによる調査報告に基づいて出されるこれらの勧告は、軍での生活の質向上、メンタルヘルスサービスの提供、自殺防止や銃器の取り扱いに必要と見られる講習の実施などに関するものです。
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