EUは現在、ウクライナ戦争を口実に、ロシア産の石油製品の海上輸送を禁止しています。
しかしIRIB通信は、ドイツが今年最初の7カ月間にロシアから間接的に輸入した石油は、昨年の同時期と比べて額にして12倍に増加していたことが明らかになったと報じました。
ドイツ連邦統計局によれば、ドイツがインド経由で輸入したロシア産石油は、2022年1月~7月には3700万ユーロだったものの、今年の1月~7月には4億5100万ユーロに達していました。
一方、シンクタンクの統計によれば、インドはロシアからの石油輸入を大幅に増加させており、現在は同国の石油輸入全体の約40%を占めているということです。
インドはウクライナ戦争後、ロシアから大幅な割引を受けて大量の石油を輸入していますが、この戦争が始まる前の2021年にロシアから輸出された石油は、同国の石油輸出全体のわずか2%でした。
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