国際通信によりますと、ネハンマー首相は4日月曜夜、テレビのインタビューで、「オーストリアの優先課題はエネルギーの確保である。これに混乱が生じれば、われわれのシステム全体が混乱し、国民のエネルギー確保も困難になるだろう」と述べした。
また、ロシアからのエネルギー購入について、「好ましくないものの現実である」と語りました。
さらに、同国の石油ガス大手OMV社も、ロシアのガスプロム社と2040年までガス供給契約を締結しており、ロシアとの契約の解除は甚大なコストを押し付けることになるとみています。
OMV社のCEOは以前、「ロシアからのガス輸入を継続し、それに関する長期契約を取り消す予定は一切ない」としました。
各種統計からは、ウクライナ戦争開始以来、EU加盟国のロシア産ガス輸入が40%増加していることが判明しています。
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