アメリカはトランプ前政権時代の2018年5月、一方的かつ違法に核合意から離脱しました。
IRIB通信によりますと、リャブコフ外務次官は8日火曜、テヘランで開かれたイラン・BRICS関連会議への参加の傍らで、イランがIAEA国際原子力機関とよい協力関係を保ってきたことを強調しながら、「我々は米国に、前政権からのアプローチをやめて、自身の責務を果たすために核合意へ戻るよう勧める」と述べました。
続けて、欧州側の関係者が核合意について言い逃れしこれを悪用していることに言及し、「これは公正を欠くゲームと言えるが、彼らのいつものやり口でもある。我々は(そのことに)驚いてはいない」としました。
また、イランのBRICSグループ加入申請についても触れ、「我が国は、イランをBRICSと協力できる強力かつ優良な候補と見ており、同国の加入を支持している」と説明しました。
一方、イランとロシアの軍事協力については、「(この協力は)敵の望みに反して続いていく。我が国は、友人たるイランとの協力を守っていく」としました。
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