ロシア・スプートニク通信によりますと、ロシアは7日月曜、同国で「望ましくない団体」に指定されている「ロシア後の自由な民族フォーラム」の会合のために日本政府が公式的にフィールドを提供したとして、在モスクワ日本大使館に対して断固とした抗議を申し入れました。
ロシア外務省は、日本政府がこの煽動的行為を繰り返した場合、ロシアとしてはこれに答える措置を取るという姿勢を明確に示しました。
ロシア外務省の声明には、「ロシア後の自由な民族フォーラム」の所属メンバーはロシアのテロリスト名簿に記載されており、こうしたフォーラムに会合の場を与え、ロシアの国家性を損ね、領土主権の違反を呼びかけた総括宣言に日本の国会議員らも参加したことは、まさにロシアの内政干渉の試み以外の何物でもないと受け止められる」と述べられています。
また、「同フォーラムは岸田文雄政権の同意なしに日本で受け入れられるはずはないことから、岸田政権はまさにこうすることで、テロリスト的レトリックとロシアに対する憎悪イデオロギーをあからさまに支援している事実を明確に示したと受け止めざるを得ない」とされています
ロシア外務省はこの声明の最後で日本政府に対し、日本政府によって損なわれた正常関係の最後の残りを徹底的に崩壊させるような、こうした実践を即刻停止するよう呼び掛けています。
そして、「警告にもかかわらず煽動が繰り返された場合、ロシアとの関係で日本の国益にとって最もデリケートな部分への報復措置があるものと、日本は覚悟すべきである」と結んでいます。
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