イルナー通信によりますと、 ロシア大統領府のペスコフ報道官は31日月曜、「ウクライナが行っている反撃は、当初計画したような成果を上げられず、NATO北大西洋条約機構の数十億ドルの資金は、効果や目的のないまま浪費されている」と述べました。
続けて、「米国の対ウクライナ政策は、国際基準に反するものであり、欧州の安全をさらに破壊する結果をもたらすだろう」と指摘しました。
また、ウクライナがロシア・モスクワへ無人機攻撃を行ったことに関連して、「我が国は、ウクライナの無人機攻撃を防ぐためにさらなる措置を取る予定だ」としました。
この攻撃を行ったウクライナの無人機2機は、現地時間の30日日曜未明、モスクワ州西部オディンツォヴォで撃墜されました。
2機は撃墜後、オディンツォヴォ市内のオフィスビル街に落下しましたが、ビル2棟の外壁が軽く損傷したのみで、死傷者は出なかったということです。
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