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source : Parstoday
火曜日

4日 7月 2023年

19:27:13
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メディア;米軍防空部隊は人員不足と燃え尽き症候群に直面

米空軍の防空部が、米国の世界的な軍事駐留の増大により任務が増え、それを担う人員が不足し、兵士自身もセラピストの助けを必要としていることが明らかになりました。

ロシア・スプートニク通信が米CNNの報道として伝えたところによりますと、ダン・カーブラー米防空部隊軍曹は「これは単純かつ純粋に算数の問題だ。米国の抱える任務は防空能力よりも大きい」と語っています。

またある上級将校は匿名で、「任務過剰と人員不足に陥っている」と苦情を訴えました。

CNNはさらに、「北朝鮮、中国、イラン、ロシアを含む敵対勢力を抑止する」ために米国防総省が配備した米軍部隊の中では、防空部隊は最も任務過剰な配置のひとつだ」と報じています。

防空部隊は米軍の中で派兵される頻度が最も高い部隊とされ、太平洋や西アジアに駐留しています。

そうした条件のもと、2022年はNATO北大西洋条約機構の東方面を守り、ウクライナ軍の訓練を支援するために欧州に緊急展開が行われた形となりました。

CNNによれば、米軍は、空軍により多くの人間を惹きつけるために、すでに4万7500ドル(687万円以上)のボーナス支給に踏み切らざるを得なくなっているということです。

さらに、過労の結果、かかる燃え尽き症候群に対処するため、メンタルヘルス専門家が世界中の部隊に送られているのが現状です。

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