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source : Parstoday
水曜日

3日 5月 2023年

9:07:43
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イラン大統領、BRICS加盟に意欲

イランのライースィー大統領は、イランのSCO・上海協力機構への加盟が、アジアのインフラ協力の基盤を打ち立てたとし、経済新興国グループ・BRICSへの加盟に意欲を示しました。

ライースィー大統領は、レバノンのアルマヤーディン・テレビとのインタビューで、イランの軍事・防衛力について「我々は軍事・防衛力の分野で自給自足を達成したことで、世界有数の防衛産業国の1つにのし上がった」と述べました。

また、「(イラン・イスラム革命後の)過去44年間、敵は一切愚鈍な行動には走っていない。それは、彼らがそれを求めていないのではなく、それができないからである」としました。

さらに、シオニスト政権イスラエルのはったりの脅迫に触れ、「イスラエル政権は、イランと正面から対峙することは無理であると肌で知っている」と語りました。

そして、イランとサウジアラビアの関係をめぐる協議についても「わが国とサウジは地域で影響力のある2大国であり、両国の関係は多くの利益をもたらすだろう」と述べました。

加えて、「パレスチナの運命は、同国の人々と聖戦士の意志・決断によって決定されるものであり、これは政治的交渉の机上だけで決まるわけではない」としました。

続けて、「今日、エジプト・シャルモッシェイク、ノルウェー・オスロ、米キャンプデービッドなどの場で成立した条約ごときでは、イスラエル占領地内の安全は保証されない。今日、決断は政治的交渉の場ではなく、パレスチナの聖戦士らの手に委ねられている」と語りました。

ライースィー大統領はまた、特に地域諸国をはじめとした世界各国とシリアの関係再開を歓迎するとともに、「イランとシリアの関係は戦略的かつ重要なもので、それは今後も続くだろう」とし、「地域や世界の多くの国は、シリアが決して敗北しないことに気づき、同国との関係を見直した」と述べました。ライースィー大統領は、3日水曜からの自身のシリア訪問を、同国とイランの関係強化及び、あらゆる分野での両国関係拡大の枠組みでのものだとしました。

そして最後に、「アメリカは、テロとの戦いなどという虚偽を主張しているが、実際にはテロと戦っているのではなく、テロを管理している」と結びました。

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