ハラブチェでは1988年3月16日、バアス党政権の軍隊による化学兵器の空爆により、子どもを含めた5000人以上の罪のない人々が殺されました。
同政権による化学兵器を用いた犯罪では、ハラブチェで5000人が殉教・1万人が負傷したほか、イランからも西部サルダシュトの130人殉教・8000人負傷をはじめとして1万3000人の殉教者、13万人の負傷者が出ています。
イラク・イラン戦争でも化学兵器攻撃を行ったイラクの独裁者・サッダームによるハラブチェの殺戮が35年目を迎えたのに際し、国連イラン代表部はツイッターにおいて、イラクの旧独裁者がイラン国民に押し付けた戦争での攻撃による犠牲者を追悼するメッセージを投稿しました。
また、イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記もメッセージを寄せて、「人権を主張者する人々よ、人道に反した犯罪であるハラブチェへの化学兵器攻撃について調査を行うべきだ」と強調しました。
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