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source : Parstoday
水曜日

8日 2月 2023年

16:50:56
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イラン最高指導者「今年の革命記念日は、イラン国民の団結と敵の戦略の無効化の表れ」

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、同国空軍や防空部隊の司令官・職員らと面会し、今月11日の革命記念日について、「国民の参加、意志、お互いへの信頼、国民団結の表れとなる」と述べました。

イラン全軍の司令官でもあるハーメネイー師はこの中で、フランス革命やロシア革命など、失敗に終わったり、その後独裁者が復活したりした世界各国の革命について、根本的な必要性や危険を忘れ、個人的な問題や訴えに明け暮れた結果だとして、「イランのイスラム革命は自らをこうした凋落から守った」と述べました。

また、イラン現体制に対する敵の明らかな思惑や目的は、イスラム革命を屈服させることにあるとし、「イラン・イスラム共和国は、この戦略的に重要な、利益にあふれた地域を敵の手から解放した。さらに独立を求める声や敵に迎合しない姿勢を、政治的問題としてだけでなく、信念や宗教的信仰として掲げた」と述べました。

そして、「他の一部の国もアメリカからの政治的独立を求めることがあり得る。しかし、そうした政策は取引や対話、交渉やその裏での影響力ある人物への賄賂などで変えられてしまう。そうした例は世界において見られる」としました。

ハーメネイー師は、今日の軍を独立と強靭性の象徴とし、「今日の軍は国民とともにあり、国民に寄り添い、国民の一部である。かつてはアメリカから購入した航空機部品を入手する権利すらなかったが、今日は制裁下にあるにもかかわらず、自ら航空機を製造し、偉大な驚くべき仕事を成し遂げている」と述べました。