エジプト外交評議会執行部長 Ezzat Saad 氏は、ロシアのスプートニク通信のインタビューで、イラクの仲介によるイランとエジプトの国交回復を巡る協議の扉が開いている、としました。
これ以前にも、アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相も、ヨルダン・アンマンでのイラク問題を巡る国際会合後、「この会議の傍ら、イラクのスーダーニー首相と協議し、同首相はイランとエジプトの最高レベル協議の開催を提案した」と述べていました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、オマーンでの会議の傍ら、サウジアラビアのファイサル外相とも会談したあと、同外相はイランとの協議を再開する意向があると発表した、としました。
1979年、イランイスラム革命が勝利した後、国外に逃亡した当時のパフラヴィー政権の国王をエジプトが受け入れました。この問題とエジプトとイスラエルの関係正常化の問題をきっかけに、イランとエジプトが国交を断絶しました。
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